ウェアラブルカメラで「手元の作業」はどこまで映るのか？｜サンテレかめら検証室

2025.12.03

お役立ち情報

サンテレかめら検証室、ウェアラブルカメラ、モトローラ

【今回の検証ポイント】

胸元のカメラで、手元の細かい作業（折り紙）は鮮明に映るのか？
首から下げた状態で、映像のブレは気にならないか？
対面での会話は、クリアに録音できるのか？

カスハラ対策や作業記録として導入する前に知っておきたい「映像と音声の実力」を、動画付きでレポートします！

こんにちは！
ITソリューション営業部の無線ネットワークチームのミウです。

同じくITソリューション営業部カメラチームのアスカです。

もう12月！寒くなってきたね(*_*)
年末が近づいてきているね。

そうだね、一年あっという間だったね。
2025年最後のかめら検証室だ！
今回は何をやろうか？？

今年のICT展示会で出展してた、ウェアラブルカメラの検証はどう？？
あんなに小型カメラも取り扱っているなんて知らなかったから、印象に残っているんだよね。

ウェアラブルカメラ！
いいねいいね、ぜひやってみよう。

ありがとう(´艸｀*)
早速準備を進めていこう！！

モトローラ・ソリューションズからデモ機をお借りしました！

今回は、VT100とVB400をお借りしました！
より小型なVT100を使用してデモを行っていこうと思います。

モトローラ・ソリューションズ「VT100」「VB400」

そもそもさ、ウェアラブルカメラについてあまり知らないんだけど、どんなカメラなの？
胸とかに装着して撮影できるカメラなんだよね？
どういった用途で使われるの？

そうそう、ウェアラブルカメラは胸に装着したり、首からかけたり、体に装着して使用する小型のカメラなんだよ。
体に装着することで、ハンズフリーで撮影ができるの。
使われる場所としては例えば、病院の受付とかのカスハラ※対策！
今って、「カスハラ」が問題になっているじゃん。
受付の方がこのカメラを身に着けておくことで、何かあった時の証拠を残せるの。
しかも、カメラがついているってだけで抑止力にもなるよ。

※カスタマーハラスメントの略で、顧客や取引先などの社外の人が、従業員に対して行う理不尽な迷惑行為をさします。

「カスハラ」って言葉、最近よく聞くようになったよね。
証拠を残すってことは音声も録ることができるのか！
たしかに、言った言ってないの証拠になるし、カメラを身に着けていることに気が付いたら、抑止力になるね。

そうなのよ。
ほかにも、工場とかで作業記録を残すためにも活用できるよ。
例えば、ベテランの方の作業を撮影しておけば、後からお手本の参考動画として研修とかに活用できるよ。
モトローラ・ソリューションズのカメラは、リアルタイムで映像を遠隔から確認することもできるの。
だから、新人の方の作業をベテランが遠隔から確認することができるよ。
一緒にその場に行かなくて済むから負担が減るよね。

工場以外にも、医療とか福祉の現場でも使えそうだね。
今仕様書を見てみたら、VT100は一度で最大3時間は録画できるんだね。
じゃあ、長時間録画するときには途中でカメラを交換しないとだね。
あ、でも少し大きいVB400は最大12時間なんだね。
録画できる時間とサイズをみてどっちにするか選べるね。

このドックに入れたらカメラの充電ができるんだって。
あと、録画した映像もこのドックに差し込んだ時にデータがPCにたまっていくんだって。

モトローラ・ソリューションズ「VT100」とドック

今回はPCに録画するんだね。
監視カメラみたいに専用のレコーダーじゃないんだ。

そうそう。
このカメラは、PCとかサーバーに録画データをためていくの。
実際に構成をくんでみよ！

PC、AP、カメラの構成

できた！
PCをネットワークに接続させるために、無線チームからAPをもってきたよ。

撮影方法は
①カメラを充電ドックから外す。外したら裏のボタンが光るから、青になるまで待つ。
青の点滅：Wi-fi接続中→青点灯：接続完了。
②裏側のボタンのどちらかを数秒押すと録画開始。（開始時にカメラが振動）。
録画中は、赤く点灯。
③カメラをドックに戻す、またはボタンを再度押すことで録画が終了。

カメラの裏のボタン